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麗羅の館XXXⅧ

第三話:今泉陽菜
21

股間を平坦にするタックという煩わしい、手法はなくなったが、今度はダイレーターの挿入という痛くて、また恥じらうような所業をしなければならなかった。
俺の身体に開けられた穴は自然治癒効果で何もしなければ塞がってしまう、その予防のためダイレーターなる器具で防いでいた。

気になる疑似女性器は鏡で映し見る限り、アダルトの写真やかつての恋人 “陽菜” の物と寸分違いのないものに出来上がっている。
さらにあれほどの手術にも係わらず傷跡が見当たらないほど綺麗に仕上がっていた。
裕美さんの話によると、切開部は糸による縫合をせず、あの生殖性の接着剤を使ったという。
だからケロイド状の縫い目などもなく綺麗に仕上がっているのだと言っていた。

陰核には亀頭を使い、大陰唇は陰嚢の袋で作りあげられていた、そして大陰唇を広げると中には小陰唇も作られていたのだった。
それはどこから見ても、メラニン色素が沈着する前の綺麗なピンク色をした処女のような女性器だった。

俺は恐る恐る陰核に触れてみる、すると突然電流が走ったような刺激が俺を襲い、思わず声を出してしまったのだった。
かつての亀頭を触られたような刺激だが、あれよりもさらに感度を増した刺激だった。
haruna33
「あっ・・あっ・・・なに・・これ・・・きもち・・い・・い・・」

そして俺は親指で陰核を摩りながら中指を疑似淫膣に挿入したのだった。

中はまるっきりの空洞だが淫棒の皮でできた偽膣は俺の脳裏を刺激する。
だが俺の淫乱性は中指くらいでは修まらなかった、そして淫欲に満ちた俺は第三段階のダイレーター、男の陽根の形をしたバイブレーターを手にしていた。
そして亀頭部分に潤滑ジェルを塗り、陰核や大陰茎の上に這わせるのだった。
それは淫行前の前戯のようだった、今の俺は女を喜ばせようとする男の心と、女として喜びたいという男の心と女で居たいという心の入り混じった複雑な心境だった。

俺は亀頭を偽膣に当て、ゆっくりを押し込んでいく。
痛みはある、当然だった、第二段階のダイレーターより太いからだ。
だが潤滑ジェルのおかげでするりと入っていく、みしみしという感覚だった、そして痛いながらも押入れていく。
すると偽膣はその太さに慣れたのか、痛みは和らぎ、反対に快感が襲ってきたのだった。

「・・ううん・・・あん・・ああん・・・」

俺の口から甘美に満ちた喘ぎ声が漏れる、と同時に全身が淫楽の悦びを感じ、力が抜けていったのだった。
さらにもう一つの突起が陰核を刺激した時には俺の意識はなくなっていた。
haruna34
どのくらい意識をなくしていただろうか、人の気配を感じ目を開けると俺の視線には裕美さんが映っていた。
「うふふ・・・気が付いた・・陽菜ちゃん・・女の子のいけない遊び、覚えたのね・・・女の子の身体って気持ちいでしょ・・・もう少ししたら殿方の・・・あなたのご主人様のペニスで悦ばせてもらうといいわ・・・それまではほどほどに・・ね」
「・・・・・ご主人様?・・・」
「前に言ったことがあるわね・・この手術代・・さる方が払って下さるって・・」
「・・・・・は・・い・・・」
「もう少ししたら会わせてあげるわ・・・さあ・・バイブを抜いてシャワーを浴びてきなさい」

俺は裕美さんの言葉にハッとし、自分が全裸であの偽膣に男根バイブを刺していることを思い出したのだ。
自分の淫らな姿を見られた恥かしさに、俺は顔を赤らめ、そそくさにバイブを抜き取り、浴室に向かったのだった。
そしてその日以来、ダイレーターによる膣拡張の訓練は自慰の時間となったのだ。

“ご主人様に会わせてあげる” という裕美さんの言葉は一週間後、現実になった。
その日の朝、裕美さんから外出の準備をするように言われ、俺はまるでデート前の女の子のように心をうきうきさせながら洋服を選んでいた。
女の子のようにあれこれ悩む洋服選びを楽しむこと自体、俺の心も女性化してきたことを物語っていた。
兎に角、女性の身体に近づき、女性として生活できることが夢のようだった。

勝負下着さながらの黒い下着を選び、スカートはチェックのミニプリーツ、頻繁に使用する幼い感じのミニスカートだった。
ブラウスは清楚を感じさせる白で、その上からスカートとお揃いのベストを着る。
そして赤色のブレザーを着れば、女子高生の姿だった。
正確には制服ではない、だがその姿はまるでどこかの女子高の制服のように感じられた。
こうした服を選んだ心の奥底に自分の処女性を強調するためだったかもしれない。

張りのある瑞々しい顔にファンデーションは必要なかった、ただ単に薄いピンクのルージュをグロスを塗れば外出の準備はできたも同然だった。
そして腰まで届く長い黒髪をツインテールにするとさらに若々しさを感じさせる。
長くすらりとした脚にニーハイソックスを穿き、靴はローヒールのパンプスだ。
耳たぶには目立たないピアスに、爪には桜色のマニュキュア。
そんなハイティーンの装いにブランド物のハンドバックは似合わない、無名だが可愛らしいデザインの物を選んでおいた。

そんな俺の姿を裕美さんは微笑んで見てくれた。
「あらあら、可愛くできたわね・・・これならあの人も喜んでくれるわ」
「てへ・・・よかった、裕美さんに合格点をもらって・・」
「合格合格、満点よ・・・あの方、どちらかというとロリコン好きみたいだから・・」
「・・・アタシのご主人様って・・どんな方ですか?」
「う~ん・・会えばわかるわ・・さあいきましょ・・」
「・・・はい・・」

裕美さんが言葉を濁したことにより、俺の不安は高まっていた。
だが俺の変身費用、俺の夢を叶てくれる費用を払ってくれる大事な足長叔父さんに会わないわけにはいかない、そして優しい感じの中年男性をイメージしていたのだった。
待ち合わせ時間が近づき、俺は裕美さんの運転するあの高級外車の助手席に乗り込んだのだ。

待ち合わせ場所は都心の超高級ホテルのレストラン、と同時に部屋も取ってあるという、夜を伴にしろということなのか。
俺の偽女性器で対応できるだろうかという不安もあった、だが俺に選択肢はない、ただ言われるままについていくだけだった。
haruna35
ホテルに着くと一人のホテルマンが俺たちに近づいてきた。
「裕美お嬢さま、お待ち申しておりました、どうぞこちらへ」
「はい・・でも今日の主賓はこの子よ・・よろしくね」
「はい、伺っています・・」
「陽菜ちゃんっていうの・・・私より年上なんだけど、こんなに可愛いから陽菜ちゃんって呼んでるの・・・たぶん・・・これからもあの人とたびたびここに来ることになるわ・・・その時はよろしくね」
「はい、かしこまりました・・・いつも当ホテルをご利用くださいましてありがとうございます・・・これからも末永くご利用下さることをお願いする次第です」
「あらあら・・ご丁寧に・・私がお世話になるのは・・・たぶん・・・」
「分かっていますよ・・・素晴らしい殿方に出会えるといいですね」
「でも・・なかなか居ないのよね・・・そんな人・・・居たら紹介してね、高崎さん」

このホテルマンは高崎と言う名らしい、どれくらいの地位なのか分からない。
そんな時、裕美さんは俺の耳元で囁いた、 “ジェネラルマネージャーよ” と。
ジェネラルマネージャー?・・総支配人?・・・このホテルの最高責任者?
俺の頭の中がぐるぐる回る中、高崎さんは俺たちを最上階にあるレストランの一角に造られたVIPルームへと導いてくれたのだった。

扉を開けると眩しいばかりの光が差し込んでいる、その光の中から一人の男が動いている。
俺の足長おじさんだ、そう思うと足が竦んだ。
逆光で顔貌までは分からないが、兎に角体の大きな男性だった。
嘗ての俺のようだった。

その男は立ち上がり俺たちを招いている、俺の目も光に慣れ、男の姿を垣間見ることができるようになっていた。
近づくにつれ男の姿がはっきりとしてくる、俺がその男を確認するのに幾ばくもなかった。
頬の大きな傷跡があるが、かなりイケメン風の男性が俺たちに声をかけてきた。
「裕美お嬢、そっちが・・・は・・陽菜!・・・いや・・違う・・・陽菜は・・陽菜は死んだんだ」
「うふふ・・どう?・・・そっくりでしょ」
「ああ・・まさに。まるで生き写しだ・・・さすが麗羅お嬢だ」
「とにかく一旦は渡していくわ、早めに返してね」
そう言うと裕美さんは部屋から出ていってしまったのだった。

一人取り残された俺は不安で一杯だった、そして俯いたまま膝を閉じ、ハンドバックを握りしめていた。
「なんと呼んだらいいのかな・・・・・で・・いいよな」
「・・・はい・・あたしは陽菜です・・」
「ふぅ・・女の前でこんなにドキドキするのは久しぶりだぜ・・・中学生以来だ・・・」
「中学生?」
「ああ ・・・初めて同級生の女とオマンコした時以来だ」
「・・・・・・」
「あの時はお互い、処女、童貞でな・・・まぁ、そんなことはどうでもいいや・・・とにかく胸をときめかせたあの時と同じだ・・・しかし男をここまで女にするとは・・・」
「・・・あたし・・・女にみえる?」
「ああ・・・全くの女だ・・・それもとびっきりのな・・・」
「とびっきり?」
「・・・とにかく可愛くて綺麗だということだ・・・あの陽菜のようにな」
「陽菜って・・・陽菜との関係は?」
「俺のスケ・・イロ・・まぁ、一般的には愛人だったがな・・籍を入れてやれば善かったんだが・・・それもできずに逝ってしまった・・・不憫なことだ」
「・・・・・・・」
「俺がまだ駆け出しの頃だった・・・新宿をミカジメのため、回っているときに・・・んとなぁ・・・ミカジメっていうのは・・・」
「・・・ガード料でしょ・・・店を守るからお金をよこせ的な・・・一方的な方法」
「まぁ・・そうだな・・・そんな時、あの陽菜が俺の懐に飛び込んできたんだ・・」
「・・・・・・」

男はぽつりぽつりと陽菜について話始めたのだった。
hauna36

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久々の更新、待っていました

毎回、楽しみにしております

焦らずに続けてください
プロフィール

megumi2001

Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
家事は・・・新彼と同棲中・・・・なので
更新、遅れ気味で・・・

長い目で見てください

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