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麗羅の館X X XⅡ


第三話:今泉陽菜
15

世の中は狭いものだと思った、あの早紀の父親と関係を持つとは。
だが俺のほうは、女として受け身の淫行を受けいれるきっかけになったのだ。
そして俺はその日以来、帰宅すれば女装し外出をし、淫行をするという行動を繰り返していた。
同性愛の男などなかなかいないがそれでも見つけ出し、様々な男と関係し、女のように受け身の淫行に酔いしれていた。
また男姿での外出でも下着は女性の物を身に付けていた、学校に行く時でもしかりだった。
そして次第に俺の箪笥からは男の下着は消え失せ、女の下着で箪笥は埋め尽くされていった。

麗羅先生が懸念している思い直しなどなかった、俺は女への道を突き進んでいた。
学校には退職願を出し、たびたび上京しては部屋探しに走ったのだった。

そして契約したマンションの部屋を女の子らしい模様にすると、今住んでいる部屋から必要なものだけを送り込み、要らないものは破棄したのだった。
それにより俺の衣類からは男の物はなくなったいた。
そして持ってきた衣類を整理すると、備え付けのクローゼットは女の服であふれ、箪笥はカラフルな女性物の下着で詰まっていたのだった。

一か月もすると短かった俺の髪もやや伸びたがまだまだ鬘は必要だ、その鬘を被り外出の準備は完了だった。
行先は新居だった。
俺は交通手段として車を購入していた、免許は高校卒業に合わせて教習所通いをしたものだ。
買った車は中古だがセダンタイプのスポーツカーだった、一時はワールドラリーチャンピオンシップでチャンピオンになったこともある青い車だった。
そのベースカーの限定販売でシリアルナンバーのついている貴重品だった。
もうこの地に思い残すことは何もない、俺はその車を飛ばし、新居へと向かったのだった。

免許を取得して以来、ほとんど車の運転などしたことがなかぅた俺は車庫入れに悪戦苦闘し、なんとか所定のスペースに収納し部屋に入った。
部屋の中は自分でコーディネイトしたとはいえ、とても成人女性の趣の部屋ではない、まるで少女好みの部屋だった。
だが俺はこんな模様に憧れていたのだ。

長距離運転で小汗をかいた俺は風呂に入ることにした、浴室に入り、温度調節をし、バスタブに湯をためる。
十数後に湯が溜まった知らせのチャイムが鳴る、俺は着ている衣類を一枚一枚脱いでいった。
そして下着姿になり、その姿を大鏡に映してみる、この鏡は特別に購入し設置したものだ。
まだ洋服のコーディネイトに自信のない俺なのでこの鏡で確認しようと思ったからだ。

下着姿の俺はまるで純女に見える、豊満な乳房に平坦な股間、これでウエストにくびれがあれば満点な身体だった。
後気になるところは腕や脚の筋肉だったが、あまり運動をしなくなったので一時期より筋肉はなくなっていた。
それでもふくらはぎの筋肉の盛り上がりは女体の美観を損なうものだった。

ハーフカップのブラジャーを取り、ガードル、ショーツの順に脱いでいくと人工とは思えない乳房が姿を現し、股間はまるで女のような割れ目さえ見える。
そして、リムーバー剤を境目に塗ると、人工乳房は剝がれ、股間からはむっくりと陽根が頭をもたげたのだった。
もう三日も装着したままの乳房とタックだったのでいくらか匂いがしている。
その汚れを落とすための入浴でもあった。

水滴がシャーという音を立て無毛の身体を洗っていく、まだ数センチしか伸びていない頭髪とはアンバランスな姿だった。
せめて肩くらいまで伸びたらエクステでもつけようと思っていた、それほど長い髪を望んでいた。
髪が長ければあんな髪型、こんな髪型と思いは馳せるのだった。

風呂上りの身体に柔らかいバスタオルをおしあて水滴を取る、男だった時にはごしごしと拭い取っていたものだが、女の身体を追い求めるようになった今では、肌を痛めないようにこうして優しく水滴を落としているのだった。
そして一緒に洗った人工乳房も同じような方法で水滴を取り、乾くのを待っていた。

十分体が渇いたころを見計らって球を体に中に入れ陽根を後ろに回す、そして中身のなくなった陰嚢の皮を陽根に巻き、接着する、これで平坦な女の股間の出来上がりだ。
そしてショーツを穿き、用心のためガードルも穿く、この作業も今では慣れたものだった。
さらに乾いた乳房に接着剤を塗り胸に押し当て、乾くのを待つ。

数分待ち、押さえていた手を離すと胸に重みを感じる、さらに動くたびに揺れるのだ、この揺れに煩わしさを感じない、逆に嬉しさを感じつのだった。
付いた乳房を再点検し接着の不十分な所を修正し、境目にファンデーションを塗れば豊満な女体の出来上がりだ。
そして今日付けようと用意したH90の表示のあるブラジャーを手にし、ストラップに腕を通すのだった。
前かがみになりカップを乳房の下方にあて、両手を後ろのまわしてホックを止める。
体が硬いと難しい作業だが幸いなことに柔らかい俺はいとも簡単に止められる。
アジャスターを調節してストラップの長さを決めるとそのストラップに乳房の重みを感じるのだった。
これが人工でなく自前の物に憧れている俺なのだ、満足などしている訳がない。
早く女性ホルモンでも投与して、また豊胸でもしてでも豊かな乳房が欲しかった。
その希望をかなえてくれそうな麗羅先生の元を訪れるのはあと三日待たなければならなかった。
haruna4
カラーコンタクトを付け、メイクも東南アジア系の女性のような感じで仕上げ、装いも早春らしく軽やかなピンク主体の装いで外出した俺は探索を兼ね、近くの飲み屋街をさまよっていた。
早春とはいえまだ肌寒い風が吹いている、その風が俺の下半身、フレアーミニのスカートを穿いた俺の下半身を襲う。
時折舞上がりそうになるスカートを抑えながら街をあてどもなく歩いている、特に目的がある訳ではない。
またこの高い身長ではオカマとまる分かりで声をかけてくる者もいない、そしてスカートの中に注ぎ込む風が心許無さを感じているだけだった。
だがこんなオカマ姿の俺に気を配る者はいない、特別白い目で見られるわけでもない、時折目の合う男性の通行人も素知らぬ顔で通り過ぎていく。
そんなぬるま湯の中で俺は突然、妙な殺気を感じたのだった、それは女性、それも若い女性の視線だった。
彼女たちの視線は俺を目踏みするかのような敵対心を持った視線だった。

俺にしてみれば、絶対にかなわない相手からの敵対心に戸惑いながら足早にその場を去るしかなかった。
その中でも女子中高生はもっと辛辣だった。
「やだぁ~、なに、あれ・・・オカマ?・・・きも~い」
「何あの恰好・・・男が欲しいのかしら・・・絶対誘ってるぅ~・・」
「メイク・・へたねぇ・・・まるわかりじゃん・・」

などと眉を顰め、ひそひそと呟くのだった。

そんな耳を塞ぎたくなるような場所から早く去ろうと足早に歩き始めた俺の後ろから声がした。
「ねえねえ・・きみ・・」
「・・・・・」
俺は無言のまま振り向くと身長も俺位の三十代半ばの男が微笑みを浮かべながら立っていた。
「きみって・・ナシナシ?」
「・・・・・」
「下のほうだよ」
「・・・・あり・・あり・・」
「そうか・・俺好みだ・・・俺・・ホモなんだ・・・人には言えないんだけど・・・だから、きみのようについていなきゃあダメなんだ」
「・・・・・・」
「どうだい・・今晩、つき合わないかい・・」

あまりのストレートな誘いに俺のほうも思わず頷いてしまっていた、そして俺からの許諾をえた彼は恰好を崩し、俺を抱くようにしてラブホテルがあるほうへと向かったのだった。
haruna5
プロフィール

megumi2001

Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
家事は・・・新彼と同棲中・・・・なので
更新、遅れ気味で・・・

長い目で見てください

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